にんにく味の

2004年6月8日
今日は午後フリーだったので、急遽半休をもらって実家に帰った。
アパートの更新の書類を今週中までに出すために、保証人(=親)の実印が必要だったからだ。

一人暮らしを始めて、もう2年になるのかぁ。
あっという間だったなぁ。
最初はどうなることかと思ったけど、なんとかなるもので。

それまで2年あまり片道1時間半かけて通ってたころが懐かしい。
もうあの地獄の満員電車に揺られて通うなんて絶対できない。

今日も実家に帰るだけで、ぐったり。
帰ってすぐ爆睡。
夕飯に大好物のにんにくたっぷりレバーの甘辛煮が出て、大喜びでパクつく。

帰りにトイレに行きたくなって会社に寄っていく。
この時点でなーんにも考えてなかった私。
今日はTさんが夜勤だってこと。
当然遭遇する確率はあるわけで。

まぁまさか会わないだろうと思ったら。

いた。

すごい偶然。

気付かない振りしてトイレに行こうとしたら、見つかってしまった。
「何やってんの〜?」
うわぁぁこっちに来ないで!

今私はものすごいにんにく臭を発しているはず。
食べた量が半端じゃないもん。

「これからどっか行くの?」
「今実家から帰ってきたの。ちょっとトイレ行きたくて」

慌ててトイレへ。トイレの中で考える。絶対外で待ってるんだろうなぁ。
トイレ出たらいなくなってたらいいのに。

出たらホントにいない。ほっとしたのも束の間、隠れて待っていた。
確かに女子トイレの前で、突っ立ってたら変態オヤジそのものだ。

私の顔をじっと見て
「ちゅーしよっか」
と顔を寄せてくる。

きたきたきた。

この状況でキスなんてとんでもねぇ。
にんにく味のキスなんて色気がなさすぎる。

「今日は無理。絶対無理」
「なんで?」
「大量ににんにく料理食べて来ちゃったんだ」

「ええよ。そんなの気にしないから」

あんたが気にしなくても、私が気にするの!
乙女心のわかんない人だなぁ。

ホントに気にしなくても、
「うわっ!ほんとに、にんにくくせぇーよ」
とか思われてたら嫌だもん。

キスって食べた物の味が、モロに出るでしょ。

するしないでモメてる(?)と、呼び出しの電話が鳴ってしまった。
「あーあ呼ばれちゃったよ」

時間切れ。おつかれさまでした。

Tさんかなり残念そうでした。
あーでも、私もしたかったなぁ。

こんなことになるなら食べなきゃよかった。
凄い後悔。

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